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ダイバーシティ経営推進方針

サステナビリティ

ダイバーシティ経営推進方針

ペンシルはダイバーシティ経営を推進しています。

トップコミットメント

「ベタ塗り禁止」

ペンシルが20周年を迎えた2015年に制定した、行動規範のうちの一つです。一人で仕事をするのではなく、自分の周りにある多様な色・個性を活用して最良の結果を得る。これは、ペンシルが創業当初から大事にしてきた考え方です。私がペンシルに入社したのは2003年。当時、ペンシルはまだ20名程度の小さな会社でした。いまでは社員数や売上、オフィス規模は当時の何倍にもなりましたが、いつの時代もその成長の鍵は「多様性」であったと考えています。

ペンシルの由来である「えんぴつ」が使う人の年齢、性別、職業、国籍を問わず、様々な色や形があっても、誰もが手に入れた瞬間すぐに落書きしたくなる不思議な魔力があるように、ペンシルには様々な個性が集まりながらも、それらを受容し対等に関わり合いながら一体化することで、「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」という企業理念を実現できるのではないでしょうか。

今後もペンシルは、ダイバーシティ経営を推進し、ペンシルだけでなくIT/Web業界の発展にも貢献できるよう社員一丸となって尽力して参ります。私たちにはそれができると信じています。

株式会社ペンシル
代表取締役社長
倉橋 美佳

新・ダイバーシティ経営企業100選

「新・ダイバーシティ経営企業100選」受賞

ペンシルは、ダイバーシティ経営の取組みが評価され、経済産業省より「平成29年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定されています。

九州で業界初、経済産業省「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定、主婦やシニア層の活用やLGBTなど性的マイノリティ当事者への理解促進などを評価(2018年3月22日)
https://www.pencil.co.jp/release/20180322_01/

基本方針

ペンシルは、お客さまにより良いコンサルティングを提供しようとするにあたり、同じタイプの人材だけでは、発想力に乏しく、視野の狭いコンサルティングになりかねないと考えます。多くのコンサルタントやエンジニアを抱えるペンシルは、その多様性が持つ可能性を信じ、様々な視点や角度でお客さまのWeb戦略を成功に導くことができるよう、また、社員一人ひとりがその能力や個性を最大限に活かしていきいきと働くことができる環境整備を進め、多様で自由な発想を持って生産性を向上することで自社の競争力強化につながる価値創造を行うため、ダイバーシティ経営を推進して参ります。

主な取組み事項

人材の多様性

ペンシルは、女性、高齢者、障がい者、外国人、セクシャルマイノリティ当事者などを含む、多様な人材がパフォーマンスを最大限発揮し、活躍できる環境を整備していきます。

女性の活躍推進

女性がライフイベントに関係なく長く活躍し続けることができる職場環境の整備を進めていきます。代表の倉橋は福岡県内の女性経営者やリーダーが集まり女性活躍を後押しする「女性活躍実践会議」に参画するとともに、福岡県主催の女性人材育成強化事業「WOMEN’S BUSINESS CAMP」講座のメンターとして、また数々のダイバーシティ推進イベント・講演会で講師やモデレーターを務めています。

障がい者

働き方のニーズや個々のスキル・能力に応じた活躍を積極的に推進していきます。不利益が生じることのないよう配慮し、個々の適性に応じた就業環境整備に注力しています。また、ユニバーサルマナー検定2級を取得しているスタッフが在籍しています。

高齢者の活躍推進

ペンシルでは定年後のスタッフをはじめ、60代以上のアクティブシニアが複数名活躍しています。シニアスタッフが健康でいきいきと働くことのできる職場づくりだけでなく、シニアであることを活かした新サービス、「シニア対応サイト診断サービス(SFO)」を創出することで、シニアスタッフの生きがいややりがいを見い出し、また、かつ会社にとっても新たなマーケットの獲得や組織の活性化を実現しています。

外国籍スタッフの活躍推進

国内拠点、海外拠点に関わらず、外国籍スタッフの積極的な採用を行っています。これまでに、台湾、フランス、中国、韓国、ベトナム、パレスチナ、スウェーデンなど様々な国籍のスタッフが活躍しています。また、外国籍の学生インターンシップの受け入れや、海外での現地採用イベントの開催なども実施しています。社内では、言語や文化の違いに理解を深めるイベントを開催したり、食事や礼拝など宗教的背景への配慮も行います。

LGBT、セクシャルマイノリティ当事者の活躍推進

採用や就業に際し性的指向、性自認、性表現を理由とする差別やハラスメントを一切行いません。これは本方針のみならず企業行動憲章に明記し、従業員にも同じ姿勢・行動を求めます。同性カップルも結婚祝い金などの福利厚生の対象としています。また、LGBT当事者が「ダイバーシティ・モチベーター」として、LGBTやセクシャルマイノリティに関する啓発活動を行っています。

また、自社の従業員に限らず、顧客やパートナー企業など取引先に対しても性的指向、性自認、性表現を理由とする差別やハラスメントのないよう啓発活動を実施し取引先との良きパートナーシップの実現を目指すとともに、クライアントへのコンサルティングサービス向上のため、セクシャルマイノリティ当事者の買い物に関する意識やニーズを把握することを目的に購買意識調査を実施しました。

LGBT・セクシャルマイノリティの購買意識調査(2016年8月実施)

なお、ペンシルは、任意団体 work with Prideが策定した日本で初めてとなるLGBTを含むセクシャルマイノリティ当事者への企業の取組みの評価指標「PRIDE指標」において、九州に本社を置く企業としては唯一、9年連続で最上位の「ゴールド」として表彰されています。また、2023年には九州ではじめて「レインボー」認定も受けました。

また、ペンシルは以下のLGBT関連の法整備の実現へ向けた活動へ企業賛同しています。

「Business for Marriage Equality」
日本で活動する3つの非営利団体による、日本における同性婚の法則化(婚姻の平等)に賛同する企業を可視化するためのキャンペーン
「Equality Act Japan」
性的指向や性自認による差別的取り扱いを禁止し、LGBTも、LGBTではない人も「平等に扱う」ための法律「LGBT平等法」を制定するための国際署名キャンペーン
「Business Support for Transgender Law Reform Discussion」
「性同一性障害特例法の要件緩和」に関する議論を進めることへの法人としての賛同表明

働き方の多様性

多様な人材がいれば、当然に多様な働き方があります。ペンシルは、全員のためにひとつの大きな制度をつくるのではなく、ひとりのために多様な制度をつくる方針で、社員のライフイベントに合わせた働き方の提供を実施しています。

くるみん

多様な働き方の例

  • 学校に通いながら働く社員
  • 子育てのために時短で働く社員
  • 育休取得経験をもつ男性管理職や社員
  • 介護のため在宅勤務をする社員
  • 海外に移住した後も現地からスタッフとして働く社員
  • 親子・夫婦で働く社員(ファミリー採用)
  • 退職後、再入社する社員(おかえりなさい制度)
  • 一度内定辞退した後、入社する社員(ただいマン採用)

表彰・認定・宣言など

経済産業省 新・ダイバーシティ経営企業100選
就業時間に制限のある主婦やシニア層の活用やLGBTなど性的マイノリティ当事者への理解促進などが評価され、「平成29年度 新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定されています。

福岡県 男女共同参画表彰
子育てや介護などで時間に制約がある女性を採用する「メイト制度」、郊外や離島のサテライトオフィス整備など、従業員が長く働き続けることができる取組みが評価され、「第17回 福岡県男女共同参画表彰」を受賞しました。

厚生労働省 えるぼし最高位認定
女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する取組みが優良な企業として、「えるぼし」の最高位である3段階に認定されています。

厚生労働省 くるみん認定
次世代育成支援対策推進法に基づき、子育てサポートについて高水準で取り組んでいる企業として、「くるみん認定」を受けています。

厚生労働省 テレワーク宣言企業
在宅勤務やサテライトオフィスを活用したテレワークの取組みが評価され、九州では唯一、テレワーク宣言企業に選定されています。

総務省 テレワーク先駆者
テレワークの導入・活用を積極的に進めている企業として、「テレワーク先駆者」に認定されています。

ふくおか「働き方改革」推進企業
サテライトオフィスを活用したテレワークや、LGBTなど性的マイノリティの方への取組み、短時間正社員制度などが評価され、福岡市より認定を受けています。

PRIDE指標(work with Pride)
LGBTなどを含む性的マイノリティ当事者への取組みが評価され、九州に本社を置く企業としては唯一、8年連続で最上位の「ゴールド」を受賞。さらに、自社単独ではなく、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどとの、セクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー」にも認定されています。

JobRainbow主催「D&I Award2022」
日本国内だけでなく世界的にも高い水準でD&I推進に取り組むD&I先進カンパニーとして、最高位の「ベストワークプレイス」に認定、同時に地方企業部門で「D&I AWARD大賞」を受賞

福岡県 子育て応援宣言
従業員の仕事と子育てを応援すること、そしてその取組みを宣言しています。

福岡県 介護応援宣言
介護当事者の事情に合わせた柔軟な働き方など、仕事と介護の両立支援を宣言しています。

厚生労働省 仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進企業
仕事と介護を両立する職場環境の整備促進に取り組む企業として、シンボルマーク「トモニン」が付与されています。

東京都 家庭と仕事の両立推進企業
育児・介護など家庭と仕事の両立に積極的に取り組む企業として、「両立支援推進企業マーク」が付与されています。

Work Story Award2019
これからの日本をつくる100の”働き方”のストーリー「Work Story Award2019」において、主婦やシニアを中心とした「メイト制度」が、多様な価値観と個性を活かして組織の可能性を拡大したストーリーとして評価され、「テーマ部門賞」と「ゲスト審査員特別賞」をダブル受賞いたしました。

全国中小企業クラウド実践大賞
クラウドサービス活用の優れた企業を表彰する「全国中小企業クラウド実践大賞2020」福岡大会において、クラウド型社内報の取組みが評価され、「クラウド実践奨励賞」を受賞しました。

モチベーションチームアワード2021
株式会社リンクアンドモチベーションによる、従業員エンゲージメントの高い組織を表彰するアワードにおいて、当社のオペレーション業務に特化したスペシャリストチーム「PIC(PENCIL Innovation Central)」が、「モチベーションチームアワード2021」を受賞しました。

福岡市Well-being&SDGs
働く人のWell-being向上とSDGs達成に向けた取組みにマスターとして認定されています。

法務省 My人権宣言
誰もが人権を尊重し合う社会の実現を目指すプロジェクトに賛同し、「Myじんけん宣言」を発表しています。

福岡LGBTフレンドリー企業登録
性的マイノリティを支援する企業等を応援する「ふくおかLGBTQフレンドリー企業登録制度」に登録しています。

福岡県SDGs登録制度
SDGsに積極的に取り組む企業や団体とSDGsへの貢献を「見える化」する福岡県の取組みに登録しています。

国連グローバルコンパクト
健全なグローバル社会を築くための世界最大のサステナビリティイニシアチブ「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名、参加企業として登録されています。

ダイバーシティイベントの開催

Diversity Week 2021

ダイバーシティウィーク

従業員一人ひとりがダイバーシティに対する理解を深め、自分ごととして行動するきっかけとなることを目指した社内イベント「Diversity Week」を2020年から毎年開催しています。期間中は介護や子育て、SDGsやLGBTなど、ダイバーシティをテーマとした映画上映や意識調査、企業や業界の枠を超えて他社との企業コラボウェビナーを開催。多様性の尊重、スタッフの働きがい、顧客価値創造の実現を目指しています。

ペンシルファミリーデイ

ペンシルファミリーデイ

「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。その一環として、2017年から毎夏ペンシルファミリーデイを開催。普段みることのない従業員の職場での様子を家族に感じてもらうことで、会社や仕事について学び、家族同士の交流を深めてもらうことを目的としています。

一般事業主行動計画について

次世代育成支援対策推進法、及び女性活躍推進法に基づき、当社の経営理念である「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」の実現に向け、仕事と子育てを両立させることができ、また男女の性差なく全ての従業員がその能力を充分に発揮できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を策定します。

株式会社ペンシル 行動計画(次世代育成支援対策推進法)

株式会社ペンシル 行動計画(女性活躍推進法)