2022.11.24
ダイバーシティ経営を推進するペンシルは、2022年11月7日から11日までの1週間、「Diversity Week 2022」と題して、「多様性」がもたらす可能性をスタッフ全員で考え、一人ひとりがダイバーシティに対する理解を深め、行動するきっかけとなることを目指した社内イベントを開催しました。
2020年からスタートし3回目の開催となった今回。期間中はジェンダーやビジネスと人権、他者理解や世代間ギャップなど、様々なテーマでイベントを実施しました。その模様をご紹介します。
2020年の第1回開催、2021年の第2回開催に引き続き、2022年11月7日から11日までの1週間、「Diversity Week 2022」を開催。期間中は、「ダイバーシティ(多様性)」をテーマにしたトークセッションや社内意識調査、さまざまな立場を体験する疑似体験、また、自社だけでなく他社企業をお招きしての企業コラボウェビナーなど、企業や業界の枠を超えて、様々なイベントを実施しました。
クライアントや社会への価値提供の重要な要素であるダイバーシティ。今回のDiversity Weekはペンシルが取り組むSDGsの目標である「ジェンダー平等の実現」「人と国の不平等をなくす」「平和と公正をすべての人に」「働きがいも経済成長も」に表されるように、社会性のみならず経済性とのバランスがとれた取組みが必要であると考えています。
そのためには、ダイバーシティを知り、当事者意識を持って自分ごと化して考え、行動に移していくことが大切です。今年もそのきっかけとなることで、多様性の尊重・スタッフの働きがい・顧客価値の創造の実現を目指しました。
3年連続で実施しているピンクシャツデイ。ピンクのシャツを着て登校した少年が「ゲイ」だといじめられた実話から誕生したカナダ発祥のいじめや差別に対する反対運動です。ピンク色のものを身につけることで差別に対する反対意思を示します。
今年も各部署や拠点メンバーが参加し、ピンクに染まった姿で写真や動画撮影を行いました。ピンクのシャツはもちろん、ストールやマスクなどあちこちでピンクの濃淡が見られ、同じカラーのものを身につけるイベントに、それぞれが自分らしさを演出し「参加する」ことで、その意義の理解はもちろんのこと、社内の一体感や仲間意識が高まる時間となりました。
シニアや妊婦の体験キットを装着したり、車椅子に乗って社内を移動してみるなど、自分とは異なる立場を疑似体験してみようという企画です。いろんな立場で日常生活の動作を擬似的に体験し、他者の理解を深めることを目的にしました。
キットを装着した姿はみるからに重々しい感じですが、実際にイヤーマフやゴーグル、おもりを着けて段差を歩いてみたり、スマホやPC操作をして、シニアの耳の聞こえ方、目の見え方、身体の動かし方を体験してみました。
また、リュックに6キロ分のペットボトルを詰めて前で抱える妊婦体験は、思った以上に肩や腰に負荷がかかり、歩いたり、ものを拾ったりという簡単な動作もかなり苦労した様子です。
ペンシルのダイバーシティモチベーターであり、普段から保健室の先生のようなメンターの役割を担ってスタッフのさまざまな悩み相談にのってくれている「あなたののぶゑ」氏とペンシルスタッフの、今回のコラボ企画。社内ラジオのテーマは「実は〇〇な日本のじんけん!」
近年、企業活動における人権尊重が注目され、様々な場で議論が進められるようになっていますが、Diversity Weekでは実際の企業広告を事例にZoomのアンケート機能を使って視聴者であるスタッフがリアルタイムで参加しながら、それぞれが人権からビジネスを考えました。
結果、100人いれば100通りの感じ方や考え方があることがわかり、さまざまな視点からビジネスを行っていくためには、自分とは違う考え方を受け入れる姿勢が不可欠であるということに改めて気付かされるセッションとなりました。
後半の注目企画は、「女性のキャリアアップ」について企業の枠を超えてのコラボレーション。結婚、出産を経て子育てをしながら通販企業の社長としてご活躍されている株式会社nijitoの鮫島社長をゲスト講師に、ペンシル代表倉橋との女性社長同士のトークセッションを行いました。
これまでを学生時代、社会人になってから社長になるまで、現在の3つに分けて、キャリアの歩みを振り返り、ときにはお互いが質問を交えながらざっくばらんに語っていただきました。
メインテーマは事前アンケートで要望の多かった「女性のキャリア形成で必要なこと」について。今後の自分のキャリアを描くうえで、「我々スタッフはどうあるべきか?」「自分はどう変わるべきか?」等、それぞれが自分ごととして考えるきっかけになったようです。
今回はDiversity Weekというペンシルの社内イベントでしたが、株式会社nijitoのスタッフの皆様にもウェビナーに参加いただきました。時間内に収まらないほど二人への質問が多く寄せられ、大変熱い時間となりました。
Diversity Week最後のプログラムは、20代から60代まで幅広い世代が活躍しているペンシルならではの企画、世代間ラジオ。シニア代表と新卒チームそれぞれ2名ずつにモデレーターが加わり、「シニア×Z世代のリアル!世代間ギャップや多世代理解を深めよう」と題して、セッションを行いました。
テーマは、今後の市場を担う2大世代についての「消費行動の特徴」や「SNSの使い方」「会社選び」など。それぞれ実際のLINEの文面を紹介しながら、Z世代にとってリアルな若者言葉の意味や使い方を解説してもらいました。途中でウェビナー視聴者のスタッフからチャットで突っ込みが入ったり、両世代が子どもの頃に食べていたお菓子が配られたりと、ラジオを聞きながら金曜の夕方らしい和やかな時間を過ごすことができました。
今回も様々なテーマのイベントを通じて、改めて自分以外の人の多様な価値観に触れ、お互いに意見を交換することで他者を理解し受け入れることの重要さに気づく機会になりました。「多様性」がもたらす可能性をスタッフ全員で考えるDiversity Weekを通じて、新たな価値創造につなげることができたのではないかと感じています。
今回開催した「Diversity Week 2022」は、ダイバーシティを考えるひとつのきっかけにすぎません。これからも社員一人ひとりがダイバーシティ&インクルージョンへの理解を深め、多様な価値観を尊重したダイバーシティ経営を推進すべく、継続した取り組みを行って参ります。
ダイバーシティ経営推進方針はこちら
https://www.pencil.co.jp/about/diversity/
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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