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パパ育業で大きな変革が起きた!育児でスタートした「第二の人生」

2024.10.02

パパ育業で大きな変革が起きた!育児でスタートした「第二の人生」

福岡オフィス R&D事業部 プロデューサー 春園健人

厚生労働省の調査で、男性育児休業取得率が初めて30%を超えたことが発表された2024年8月。徐々に社会情勢が変化してきていることがデータでも明らかになっています。

ペンシルでは、2019年に株式会社ワーク・ライフバランスの「男性育休100%宣言」へ賛同表明、2022年3月には厚生労働省の「イクメン推進企業宣言」を発表してさまざまな取り組みを推進してきました。育児休業(以下、育業)取得率は男性・女性ともに100%となり、2023年12月には、厚生労働省の「プラチナくるみん」に認定されました。

今回は第1子誕生を機に、育業を取得したR&D事業部の春園に、育業のリアルや仕事と育児に対する考え、今後目指すことなどを語ってもらいました。

(*インタビュー内容は取材当時のものです)

R&D事業部 春園健人

おかえりなさい!育業はどうでしたか?

自分の人生の大きなターニングポイントとなる期間でした!感動や喜びは勿論ですが、少し戸惑いもあったり、、、今までに感じたことのない感情を持ち、"親になる"ことで自分の知らない自分とも出会った期間でした。

もう子どもが生まれてから半年近く経ちますが、成長は本当にあっという間だなと感じていて。生まれてすぐの子どもと直接触れ合い、そこから日々変化していく表情や声色なども間近に感じることができて幸せでした。うまく言葉にできませんが、一生に一度のかけがえのない時間でしたね。

育業期間の決め方は? 2回に分けて取ったワケとは?

育業取得は夫婦で話しあって決めました。育業期間も妻と話し合って、2回に分けて取ることにしました。1回目の育業期間は、「出産に立ち会いたい!」という思いから出産予定日の前後で2週間ほど取ることに決めていました。実際には、予定日よりも出産が早まって「生まれそう!」と連絡をもらい急いで向かいました。着いた頃には子どもが産声を上げているという前倒しスケジュールに。なので、子どもが生まれた日から2週間ですね。

2回目の育業期間は、里帰り出産だった妻が自宅へ帰宅してからの2週間です。実家で沢山のサポートがある時期よりも自宅で育児をスタートする時期が一番大変だと思ったので。その時期に少しでも妻の負担が減るよう、自分にできることを精一杯やりたいなと育業を取得しました。

2回に分けて育業を取得した先輩パパがおらず、前例はなかったので少し心配していましたが、結果的に、すごくいいタイミングで家族と過ごす時間を作れたと感じています。

育業準備はどのようにされましたか?

まずは部署長へ、子どもが生まれることを報告しました。祝福の言葉を貰い素直に嬉しかったのと、もう何人ものパパスタッフを育業に送り出してきた部署長なので、安心して相談できました。チームメンバーなどにも伝えて、引き継ぎを進めていった感じです。クラウドや課題管理ツールを活用して、タスク状況の見える化や担当割り振りなどを進めていきました。全体的にスムーズでしたね。

R&D事業部 春園健人

また、ペンシルの育業取得のハンドブックが役に立ったのはもちろんのこと、D&I推進室メンバーからのママ目線でのアドバイスが大変助かりました。

先輩パパたちの話は聞いていましたが、実体験も交えながら色んなことを教えてもらい、「そういう視点もあるんだ」「なるほど」と思うような話が聞けたり、親身に相談に乗ってもらえたのはありがたかったですね。

R&D事業部

周りの人の反応は?

同じ部署の仲間やクライアントの皆さんから、温かい言葉やたくさんのプレゼントをいただきました。パパ育業取得者も9人目ともなると、良い意味で驚かれることはなく(笑)可愛いベビー服やバスローブ、ベビーグッズなどをもらいました。本当にありがたいなと思ったと同時に、いよいよパパになるんだと実感が増した瞬間でもありましたね。

育業からの復帰後も、「こんな時どうしてた?」と先輩パパたちに悩みを相談したり、子どもの話で盛り上がったり、パパならではの交流もあって同僚とのコミュニケーションも活発になった気がします。

さて育業中の日々はどのように過ごしましたか?

R&D事業部 春園健人

先輩パパスタッフたちも口を揃えて語っていますが、正直な感想として、想像の何倍も大変な日々でした。

早朝から洗濯をしたり、子どもが起きるとミルクをあげたり、オムツ替え、あやしたりなどなど。掃除などの家事や育児を夫婦協力して行い、あっという間に一日が終わってましたね。

夜も、夜泣きやミルクの時に対応できるよう出来るかぎり子どものそばで過ごして。

最初の頃は、戸惑いが大きかったですね。首が座る前の赤ちゃんの抱き方、お風呂の入れ方、などなど、自分のやり方は大丈夫かなといつも考えてました。常に緊張していましたね(笑)

育業を取って良かったことは?

R&D事業部 春園健人

子どもの成長を間近で感じられたこと、妻と一緒に育児をスタートできたことは本当によかったですね。だんだんと、自分の顔や声を認識してくれるようになったり、笑ってくれるようになって、この子のパパになったんだな、日々成長してるんだなと実感しました。愛情と呼ぶのか父性と呼ぶのか、何かが溢れ出てくる感覚がありますね(笑)

あとは、人間的に自分も成長したなと思います。独身の頃のように自分1人の生活や趣味のために働く、お金や時間を使うのとは全く違う生き方をしていて。考えないといけないこと、守るものが増えたことで、考え方も働き方も何もかも変わりました。家族のために、子どものために、仕事も頑張りたいですね。

家族でアウトドアな休日を過ごしたり、みんなで一緒にやりたいこともたくさんあって。歩けるようになったら・・・話せるようになったら・・・と夢が膨らみます。こんな子に育ってほしい、そんなことを思い描く日も多々ありますね。

それではこれからパパになる方へ。

パパになること、子どもを育てることに、多少の不安や焦りを感じることもあると思います。実際に僕自身も、そうでした。

でも、子育ての中で感じる喜びは、今までに感じたことのない大きなものです。大人になって、1人で生きているような感覚だったところから、妻と夫婦になり「家族」ができて、子どもが生まれて家族が増え、、、結婚も大きなライフイベントでしたが、子育てはまた違った感覚です。自分としては「第二の人生」がスタートしたぐらいの転換期でした。こんなふうに感じられるのも、育業を取得して、家族3人での時間をしっかりと過ごせたからかもしれません。

人それぞれ、いろんな事情や背景があるので、「絶対に育業を取った方がいい!」とは言いませんが、ぜひ、自分の人生を豊かにする一つの選択肢として育業取得を考えて欲しいですね。

最後に

ペンシルでは性別に関わらず、親になってもそれぞれの働き方で長く働くことのできる環境づくりを目的に、子育てを応援する制度「ペパポ(PEncil PArenting supPOrt)」を導入し、その取り組みを進めています。今後とも全員のための大きな制度ではなく、一人ひとりにあった多様な働き方を提供することで、多様な人材が活躍できる環境整備を進めて参ります。

ペンシルダイバーシティ経営推進方針

株式会社ペンシルについて

株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。

この他の一人ひとりの能力を最大化し、価値創造につなげるペンシルの「ダイバーシティ経営」

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