おたくあがり

ユナイテッドキングダム。

2022.06.03

ユナイテッドキングダム。

だってイギリスは妖精文化じゃないですかぁ
妖精などとほざきながら、おたくに刀を持たせてクライアントに送り込む。

出会い

ユナイテッドキングダムには、王制の歴史がある。日本には、太古の昔から天皇がいる。どちらも君主制の国なのである。それになんと言ったって島国で先進国。ユナイテッドキングダムと日本は、遠くて近い国なのである。

で、どうやらペンシルは、ユナイテッドキングダムをイメージしているようである。こりゃ初耳である。ユニオンジャックがあるわけではない。訛りのある英語を公用語にしているわけでもない。エリザベス女王もいない。

どこがユナイテッドキングダムなのだ?と問うと、

だってイギリスは妖精文化じゃないですかぁ

という答えが返ってきた。ペンシルには、妖精がいるというのだ。第三者が聞いたら、少しアタマがおかしい。ワタシは、ペンシルにいる妖精にはまだ出会ったことがない。(笑)

ユナイテッドキングダムと日本の共通点には、左側通行の国というのがある。左側通行と右側通行の比率は、人口比では34:66。少数派である。左側通行の日本の理由は、その昔武士同士がすれ違うときに、左側にさしていた刀が触れ合うのは非常な無礼で、それを避けるため。イギリスもまたその昔、騎士は左に剣をさして歩いていたそうで、たいていの騎士が右利きだったため、騎士の間では左側通行がルールになったようである。

妖精などとほざきながら、おたくに刀を持たせてクライアントに送り込む。

そういう左側通行のエネルギーも、ユナイテッドキングダムである。


有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役
株式会社キナックスホールディングス 会長
中村修治