2020.12.02
「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。
ペンシルにどっぷり浸かった個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのかを紹介する「ぴぃ学」。今回は、新型コロナウイルス感染症の影響で大学の授業がオンラインとなった状況をチャンスと捉え、はるばる埼玉から縁もゆかりもない長崎県の壱岐島までやってきた米村拓真さんの声をお届けします。
はじめまして、米村拓真です。現在、関東の大学に在籍しています。今回、私は長崎県の壱岐島にあるペンシルのサテライトオフィス「PIC壱岐」にて、2週間のインターンシップを行いました。「一人旅をしよう!」と考え、ただ旅をするだけではつまらないと思い、何かひとつ挑戦しようと意気込んでいたところ、ペンシルのサテライトオフィスが壱岐島にあることを知りました。そして、行き先を壱岐に決め、インターンシップを行えないかお願いしたところ、快く受け入れてくださいました。
今回は、私が2週間の壱岐でのインターンシップで得たこと・感じたことをご紹介していきたいと思います。
まず、壱岐は自然が豊かで食べ物がおいしい土地でした。海もきれいでとても落ち着いた雰囲気の島だと感じました。滞在期間は2週間だったので、平日はインターンをやり、休日に観光に出かけるという生活をしていました。
事前に調べていて一番行きたかったのが「辰の島」。エメラルドグリーンの海が魅力的な無人島です。とてもきれいで、わざわざ船に乗って行った甲斐がありました。壱岐には神社もたくさんあり、まさに「神々の宿る島」でした。今回の滞在中、壱岐での出会いにも恵まれとても居心地のよいところでした。
辰の島
月讀神社
PIC壱岐には、2名のシニアスタッフと6名のママさんスタッフの方々が働いていました。PIC壱岐のような環境の労働現場を見るのは初めての経験で学びの多い2週間となりました。
シニアスタッフの方々にお話をお伺いしたところ、「今までとは別の仕事がしてみたかった」や「仕事や趣味など色々やりたいが時間が足りない」といったことをおっしゃっていました。また、ママさん方も働きたくても壱岐では求人が少なく、働き口が少ない現状があることを感じているようでした。
PIC壱岐のシニアスタッフやママさんスタッフの方々のような、働きたいというパワフルな意思を持ちながらも、働き口が少ないことは、優秀で力のある人材が埋もれてしまう原因のひとつとなってしまうのではないかと思いました。定年退職後や、出産・育児により正社員としてフルタイム勤務は難しいけれど、働きたいという強い意志と優秀な力を持った方々に雇用機会を創出しているPIC壱岐は、とても魅力的で活気あふれるオフィスでした。
今回のインターンでは、主にExcelやPowerPointを使った資料作成、データ分析を行いました。今回、自分の中で「今の自分が実際どれほど通用するのか」ということをテーマのひとつとして掲げていました。そのような中、自分の力の未熟さを痛感しました。
一番印象に残っている業務は、テキストマイニングです。知識の乏しさから、テキストマイニングに関する事前知識はほぼゼロの状態からのスタートでした。まずは、それがどういったものであり、何のために行われるものなのかを徹底的に調べ、スタートラインに立ちました。資料としていただいていた、自由記述回答のアンケートの結果から、どのような言葉が頻繁に使われていたか、またその言葉がどういった言葉と一緒に出てきていたのかを詳しく分析するために試行錯誤を繰り返しました。資料が完成するまでに時間もかかり、出来栄えも決して優れているものではなく、自分が現時点では通用しないことを痛感しました。
今回一番ネックだったことは、新型コロナウイルス感染症の流行です。その影響により、大学の授業もオンライン授業になってしまいました。しかし、一人旅をしようと決意する最初のきっかけがこのオンライン授業でした。大学に行かず、ひとりで家の中ですべて完結してしまうことに面白みを感じなくなったため、「"離島"でオンライン授業を受けたら面白いのではないか」と思い、埼玉からはるばる壱岐までやってきました。
「コロナだからあれができない、これができない」と考えるのではなく、「コロナだからこそできること」を考えた結果が、「離島でオンライン授業を受けて、インターンに参加する」という結論です。そして、今回のペンシルでのインターンは自分にとって大きな挑戦となりました。ひとりで初めての土地に行き、そこでさらにインターン生として初めて会う方々の中で活動する。初めての経験ばかりで毎日がとても楽しかったです。
今回、PIC壱岐に来て一番の収穫は、離島のオフィスでどのような人材がどのように働いているのかを肌で感じることができた点です。現時点では、PIC壱岐で働いている方々の中で、正社員の方はいらっしゃいませんでした。しかし、ペンシルという大きな会社の離島にあるサテライトオフィスで、スタッフの方々がそれぞれの時間に合わせて働いている姿を見て、隠れた優秀層を見つけ雇用につなげることが今後求められるのではないかと感じました。
壱岐島に限らず他の離島や地方にも、フルタイムでは難しいけど働きたいという強い意思を持っている優秀な人材は多いのではないでしょうか。ペンシルのようにそういった方々の雇用機会を創出し、挑戦する環境を提供できることは、地方の活性化にもつながっていくのではないかと思いました。
この2週間で得られたものとして、タイムマネジメント能力があります。2週間の間で、私は、平日は学校のオンライン授業とPIC壱岐でのインターンに取り組み、休日には観光に出かけていました。もちろんオンライン授業は、課題や事前に授業の準備も必要なため、授業時間外での学習時間も必要となってきます。普段家にいるときは、1週間の間で土日も使って課題に取り組んでいました。これは課題をやる時間があったとしても「明日の午後にでも落ち着いてやろう」といった気持ちから、少々後回し気味にした結果でした。
壱岐に来てからは、インターンをやった上で食事も外食に出かけることや洗濯などもあったため、生活面でも時間がかかっていました。にもかかわらず、休日に観光を楽しめたのは、タイムマネジメントを適切に行ったからだと思います。例えば、この日は午前中授業で午後インターンだから今日のうちに課題は終わらせてしまおう、というように計画的に決めた時間にやると決めたことはやるようにしていました。すると、おのずと時間にも心にもゆとりができ、毎日をのんびりと楽しく過ごすことができました。さらに、離島という新鮮な環境での作業は、とてもはかどり学校の課題ひとつをとっても効率が上がったように感じました。近年注目を浴びる、ワーケーションを疑似的に経験できたことは、とても意味のある時間でした。
今回の2週間のPIC壱岐でのインターンは、とても貴重な経験になりました。離島での働き方、隠れた優秀な人材への雇用機会の創出は地方を活性化する上で必要なことだと感じ、とても関心が高まりました。さらに、今回自分の目で見て肌で感じたことは自分の視野や考え方を広げる良い機会となりました。
さらに、現時点での自分の力がどれほど通用するのか知ることができました。正直2週間では足りず、もっと時間が欲しかったです。今回PIC壱岐でのインターンへ参加させていただいたことで、すごく濃密な時間を過ごすことができました。今後も広い視野を持って挑戦し続けていきたいと思います。
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
担 当:株式会社ペンシル 広報担当
Email:pr@pencil.co.jp
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