2022.08.03
「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。
個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのかを紹介する「ぴぃ学」。
今回は、ペンシルに2023年4月から入社する内定者「パク・ソヨンさん」の様々なチャレンジを取り上げます。
アンニョンハセヨ!初めまして、韓国出身のパクソヨンです。
私は韓国の春川(チュンチョン)という地域の出身です。
春川は俳優「ヨン様」が登場するドラマ「冬のソナタ」の撮影地で有名です(笑)
日本に来て4年半が経ち、最初は日本語と他の外国語を使いながら、好きな飛行機を毎日見ることができる空港で働きました。
しかし、当時の趣味だった映像制作により、韓国の化粧品会社から商品の広報依頼がきっかけになり、マーケティングに興味を持ちました。
今回は入社までのチャレンジについて話したいと思います。
現在、3年次編入で入学した大学の4年生ですが、単位取得を終え、3年ぶりに韓国に帰国しました。
そして今は、日本に帰るまで親が経営しているガソリンスタンドの仕事を手伝っています。
韓国のガソリンスタンドはセルフが少なく、8割がフルサービスで従業員が直接ガソリンを入れる形の運営が多いです。
私が主にやっている仕事はガソリン給油、顧客管理のためにポイントカードの勧誘や車のグッズの展示&販売、取引先へのガソリン配達、そして、月1回に本社の営業部の方とのミーティングに参加して現在の問題を改善するために現場の状況を伝えています。
今は少し落ち着いている状態ですが、最近、原油価格の高騰により消費者の不満の声が上がりました。
そのため、周りのガソリンスタンドと競争するためにもっと安く売ったり、販促物を配ったりしています。
私はただガソリンを給油するだけではなく、どうすれば競争ガソリンスタンドより多くの顧客を集められるかについて工夫しました。
私が今すぐできるのは基本的な接客サービスしかないため、まずは顧客の顔を覚えることから始めました。
そして、2回目に訪問したお客さんには提携カードで支払った時に貯まるポイントの使い方を教え、提携カードを持っていないお客さんには運営している会社のポイントカードの会員加入を提案しています。
結果、お客さんと話す機会が増え、車両用のグッズの販売まで繋がりました。
高校の時から親の仕事を手伝いましたが、以前はただガソリンを入れるだけで、売上までは考えませんでした。
しかし、今回は経営者としての目線を持ち、どうすれば今私が持っている能力を使って売上を上げることができるかについて考えるようになりました。
私がマーケティングの知識を広げようとする理由は、これから人間の寿命が長くなり事業の寿命は短くなっていくからです。
COVID-19のような環境的な問題により、事業者間の両極化が極端になりました。
競争力の弱い企業はますます厳しくなる反面、競争力を備えた企業はより強力な力を持って市場占有率を拡大しています。
パレットの法則(社会現象の8割は2割によって発生する)を超え、勝者独占の時代に向かっています。
そのためにまず私は、経済市場の流れを把握するために新聞記事をスクラップすることから始めました。
興味のある内容の記事はすらすら読めましたが、あまり興味がなかった金融に関しては用語が難しく、内容を理解するのに時間がかかりました。
新聞のスクラップで分からない単語を整理し、内容を理解するために要約しました。
スクラップをしたら記事の内容が記憶に長く残り、経済の流れを把握できるようになりました。
情報の海の中に住んでいる私たちは、溢れる情報の中から私たちに必要な情報を選び出して記憶する事が重要だと思います。
これからの私の目標は、得た情報を私の考えで表現できるように内容をもっと深く掘り下げる事です。
親の会社に出勤する以外の時間はほぼソウルに行きます。
3年ぶりに帰ってきた韓国は新しいブランドがたくさんありました。
今回は日常の中で面白いと思ったイベントや流行りについて紹介したいと思います。
まずは、THE HYUNDAI SEOULというデパートで行っている「ウォーリーを探せ」の大規模の空間プロゼクトです。
これはMZ世代(1980年~2000年に生まれたミレニアルと1990年代中半から2000年代初頭に生まれたZ世代)を含め、ソーシャルメディアで「インスタ映え」として人気を得ています。
週末はフォトスポットごと列を並び(私も写真を撮るために長い列を並びました笑)、ソーシャルメディアではハッシュタグをつけて載せることでお出かけやデートコースとして有名です。
また、ウォーリーと同じ服を着て訪問するお客さんには期間限定のグッズを提供するなど様々なイベントが開いています。
そしてデパートの中にウォーリーが隠れていて、それを探すためにお店の中に入ることで新しいブランドを知るきっかけになり、ブランド側から見るとお店の訪問率が上がる効果がありました。
最近、オフライン流通業界では「エンデミック」に合わせてブランドを差別化ができるアイデアを探すことに集中しています。
特にMZ世代をお店に長く滞留させるために「Hot Place」の競争意識が強いです。
MZ世代の愛を一身に受ける「人生ショット(人生に永遠に残るほどよく撮れた写真)」の場所である無人セルフ写真ブースはCOVID-19時代にも大きな打撃を受けず、加盟店はどんどん増え、人気が多い店は厳しい寒波にも外で待つほど人気を集めているところとして有名です。
ここはカメラマンなしにリモコンでセルフ写真を撮れるスタジオとはまた違います。
無人セルフ写真ブースの店舗は写真を撮って即席でプリントできる機械を数台配置しておきます。
別途の予約も必要なく常駐スタッフもいないので、気が向いたらいつでも立ち寄って写真を撮ることができます。
通常4カット、6カットの写真を受け取ることができます。
店内にはサングラスや人形、帽子など様々な小物が置いてあり、鏡やくし、ヘアスタイラーを備えております。
2000年代に流行したプリクラは、2010年半ば以降流行が衰え、現在4カット写真が流行したため、再びフォトブース熱風が続いています。レトロを超えたニュートロの復活です。
4カット写真はシールでは貼れないので、スマホケースや財布などに入れたり、ダイアリーなどにテープで貼って保管したりします。このような方式の写真に慣れている人が多くなり、最近はこの写真を保管する専用のアルバムもアイデア商品として売られています。
「MZ世代」と呼ばれるこの世代は、日常的に写真を撮り、写真と映像で自分を表現するのに慣れています。
しかし、COVID-19によって旅行にも行けず、遊ぶものがあまりないため、人と出会う時間を写真で記念することが遊び文化として定着したと思います。
特にデジタルに慣れている世代なので、アナログの写真を保存できるという点にも魅力を感じているようです。
久しぶりに帰ってきた韓国はたくさん変化していて、私は刺激を受けました。
今回の帰国を通じて、私は韓国のマーケティングを直接経験することで理論だけで知っていたマーケティングに対してより深く考える機会でした。
また、親の仕事を手伝いながら顧客と直接意思疎通し、親と一緒に問題を解決する仕事を通じて社会経験を積むことができました。
このような経験を日本に帰って働く時、役に立つように残りの時間も一生懸命学び、たくさん経験します。
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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