2022.09.13
「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。
ペンシルにどっぷり浸かった個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのか?を紹介する「ぴぃ学」。今回は、九州大学からインターンシップに参加した留学生「金 依寜」さんの声をお届けします。
はじめまして。わたしは、金依寧(きん いね)といいます。
中国山東省の出身です。
山東省は、農業がとても発展しているところです。山東省のネギは高さ2メートルにもなり、私の故郷では毎年野菜の展覧会が開かれています。
私の叔父は野菜農家で、セロリやトマト、メロンなどを育てています。
大きなショッピングモールもマクドナルドもなく、16歳を過ぎるまで映画館もないようなところで育ちましたが、楽しかったです。
私は日本に来てもうすぐ6年になりますが、そのほとんどの時間を、勉強をして過ごしてきました。
当初は、日本語がまったくできなかったので勉強に時間がかかり、午前中は日本語、午後は英語か日本語、週末は数学と理科と日本語を1日ずつというスケジュールでした。
東京で過ごした時間が長かったのですが、勉強以外に使う時間はあんまりなかったです。
中国にいたときも全寮制の高校で、月に半日だけ家に帰っていました。
そんなわけで、自分の興味を探求する時間があまりなかったんです。
それもあってか、今までやっていないことをもっとやってみたいと思うようになりました。
現在は、九州大学芸術工学部未来構想デザインコースの3年生です。
2020年にできた新しいコースであり、1期生になります。
とても面白いことばかり学んでいます。
私が受けている授業は、アート、デザイン、社会学、哲学、そして一般的な数学、生物学、プログラミング、さらに、先生のプロジェクトによって年ごとに異なる調査実習科目もあります。
例えば、PBL(Project Based Learning)という授業があり、昨年は糸島に行き、菊農家の方に話を聞いたり、縄文時代の博物館に行ったりしました。
今年はペンシルと一緒に「来たくなる、働きたくなるオフィス」を研究するというテーマでも授業がありました。
将来は日本で働きたいとずっと前から思っていたので、インターンシップに参加したいと思っていました。
自分が心に決めていたことを叶えるために、夏休みには絶対インターンシップに行くべきだと思いました。
そんな中、福岡市で外国人留学生が地元福岡の企業でインターンシップに参加するイベントを開催しているのを知り、いい機会だと思って説明会に参加してみました。
ペンシルは1週間と長めのインターンができるとのことだったので、日本の企業や業界を知り、働くイメージをつけるためにも、より充実したインターンができるのではないかと思い、応募しました。
インターン中は、ヘアケアの商材を扱っている案件を担当しました。
まず、担当する案件の企業がどのような企業なのかを知り、その企業の歴史や経営理念、ブランドや製品の特徴、セールスポイントなどを調査し、基本情報をもとに業務を行いました。
また、その会社のオンラインショップのウェブページが、お客様にとって使い勝手が悪いところはどこかを観察し、ファイルに整理しました。
その後に行ったのはLP(Landing Page)の改善です。
まず、現在のLPで改善すべき点は何か、例えば焦点が定まっていないのではないか、テキストの記述が冗長すぎないかなど、全体的な分析に目を向けることを行いました。
そのうえで、どのような改善を行うべきかを検討します。
この会社の分析とは別に、他の競合のLPも分析してみたりしました。
それから自分の考えを整理して、そのアイデアをソリューションとして提案するためにロジカルに整理するよう努力します。
途中で先輩スタッフからフィードバックを受け、それをもとに業務を進めました。
インターンに参加した当初にやりたかったことが実現できました。
日本の職場の様子を見ることができ、実際に会議に参加して、どんなことをしているのかを確認できたことは、私にとって重要な経験でした。
ミーティングに参加する際、企業と直接話ができ、相手の考えていることが理解できたのは良いことだと思います。
また、チャートや分析結果を見ることができ、データをもとに今後の動向を把握することも重要だと思いました。
会社で働くことは思っていたより忙しいですが、みんなが優しかったり、仕事の面白さを知れたり良いところがありました!
また、昼休みに他の人とランチを食べながら交流することができ、これもとてもラッキーなことでした。
ランチタイムは本当に楽しかったです。
昼食をとりながら、日本と中国の文化の違いなどを話しましたが、興味深い話がたくさんありました。
日本では、どんな料理にも一番多く登場する野菜はキャベツのように感じます。
例えば、唐揚げ、とんかつなどの揚げ物のおかずは必ずカットキャベツ、サラダの大部分はキャベツ、ある日蒸し野菜を注文したときも、半分がキャベツになっていました。
どれだけキャベツが大好きでも、毎日同じ野菜を食べるのは飽きるのではと思ったのですが、飽きないのでしょうか。
わたしは、日本に来て数年経って、キャベツに飽きました。
八百屋さんにはたくさんの種類の野菜が並んでいるのに、飲食店の野菜にキャベツが多く使われている理由を、いつも考えてしまいます。
そのことについて、先輩スタッフと話すと、当たり前になりすぎて疑問に思わなかったと言っていました。
自分たちの当たり前の違いを話すことが、異文化理解につながったりするのは面白いです。
人生の中で初めての経験ばかりで、1週間という短い期間でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
日本に来てから、とても早く成長できたと感じています。
中国にいたときよりもずっと良くなりましたし、新しい経験や感動は、とても貴重なものだと思います。
日本に6年近く滞在しているので、日本とは違う文化を体験したいと思い、インターンを終えた後は、学校の交換留学制度に参加して半年間ドイツに留学することを選びました。
またドイツから帰ってきたら、その後は、日本で仕事を続けていきたいと思っています!
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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