2025.03.12
「若者にチャンスと環境を与えたい」という創業時の想いにより、ペンシルではインターンシップなど様々なカタチで学びの場を提供しています。
個性豊かな学生が、一体何を学び、どんなことを感じたのかを紹介する「ぴぃ学」。
今回は、ペンシルの2025年に新卒者として入社する「キム·テソン(丸内大成)」さんの様々なチャレンジを取り上げます。
私は、キム・テソン、日本の名前は丸内大成(マルウチ·タイセイ)と申します。
私は日本人の母と韓国人の父の間から生まれたハーフです。韓国で生まれましたが、小学校の6年間熊本に住んでいたこともあり、韓国式の早さと日本式の繊細さを兼ね備えています(笑)。
「韓国式の早さ」とは、韓国の「パリパリ(早く早く)」文化のことで、効率的で迅速な行動を重視する国民性を指します。この文化的特性と日本式の繊細さを両方持ち合わせていることが私の強みです。
私のもう一つの強みは、新しいことに挑戦するチャレンジ精神です。今回は、学生時代に挑戦し学んだことについて紹介したいと思います。
高校時代、私は生徒会の広告部で活動し、広告制作に挑戦しました。その過程でフォトショップやイラストレーターなどのデザインツールを学び、クリエイティブな発想力やデジタルツールを活用する実践的なスキルを身につけました。
この経験を活かし、さらに進んでウェブデザインの分野に挑戦したいと考え、ハンリム大学の情報科学科に進学しました。大学では、デザインに必要な知識を深めると同時に、それを実現するための技術的な基盤を学びました。
その知識を活かして初めて自分で作った「キム丸がおすすめするカフェ紹介」のウェブサイトを通じて、実際に人々が必要とするウェブサイトを作ることに大きな喜びを感じました。これがきっかけで、ウェブ制作の楽しさに魅了され、さらにこの分野での成長を目指していく決意を固めました。
卒業を控えた4年生の5月ハンリム大学の学園祭(大東祭)のためのウェブサイトを開発する機会を得ました。このプロジェクトの目標は、学園祭の安全で効率的な運営をサポートすることでした。
これは私にとって特に大きな挑戦でした。学校全体の学生を対象にした大規模なサービスであり、初めての「居酒屋予約システム」の導入があったからです。従来の「オープンラン」方式では、居酒屋の席を確保するために来場者が開場前から長時間並ぶ必要があり、混雑や安全面での懸念がありました。「オープンラン」とは、特定の予約システムを設けずに、先着順で席を確保する方式のことを指します。
このため、開場と同時に多くの人が殺到し、混乱や事故につながる可能性がありました。そこで、生徒会からのリクエストを受け、予約制を導入することで、こうした問題の解消を目指しました。
そこで、私たちはウェブサイトの開発のために5人でチームを組み、来場者が事前に時間枠を選んで予約できるオンライン予約システムを開発しました。このシステムにより、行列を大幅に削減し、よりスムーズな運営を実現しました。
プロジェクト中、コミュニティ機能の不正利用防止のためのセキュリティ対策の実装や、7,000人の学生が利用する大規模トラフィックへの対応策を考案・実施するなど、様々な課題に取り組みました。また、運用期間中は継続的なメンテナンスと改善を行い、ユーザーからのフィードバックに迅速に対応しました。
結果として、このウェブサイトは3日間で約9万回の閲覧数を達成し、予約システムにより混雑緩和と安全性向上を実現しました。
– 予約制導入後の状況
– SNSおよび学生コミュニティを活用したマーケティング
このプロジェクトに取り組んだことで、単に技術的なスキルを向上させたにとどまらず、学園祭をより安全で楽しいイベントにできたという点で、非常に大きな達成感を感じました。多くの来場者がスムーズに楽しむことができ、安全に過ごせるようになったことが、私にとっての最大の成果です。
私の大学では卒業条件として卒業プロジェクトがあり、私は大学最後の挑戦として、大会での入賞を目指して取り組みました。
卒業プロジェクトとして開発した「Puzzle」は、NotionやGoogleスプレッドシートを参考に企画しました。
チームプロジェクトの企画から設計までを体系化し、アイデア創出を促進するプラットフォームです。10段階のプロセスガイド、投票機能、リアルタイムキャンバス、AIを活用した会議管理機能を備え、チーム作業をよりスムーズに進めることを目指しました。
このプロジェクトでは、フロントエンド開発を担当し、TypeScriptやNext.jsを活用したUI設計、WebSocketによるリアルタイム機能、AIとの統合など、多様な技術を学びながら実装を進めました。これにより、新しい技術を習得し、それを自分のものとして応用する力を身につけることができました。
また、数多くの会議を重ねる中で、企画段階の重要性を深く理解しました。1週間に1回の定例会議に加え、スクラムを導入し、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションを図ることを重視しました。このプロセスを通じて、チームでの意思決定や協力の大切さを実感し、とても貴重な経験となりました。
その結果、技術的な挑戦と実用性の両面で高く評価され、本プロジェクトは二つの大会で大賞を受賞することができました。
ペンシルに入社後は、これまで培ってきたウェブ制作の技術とチャレンジ精神を活かして、クライアントの課題解決に貢献していきたいと考えています。
また、韓国と日本のハーフとしての文化的背景を強みに、グローバルな視点からプロジェクトに取り組むことができると自信を持っています。特に、異なる文化圏のユーザーに向けたサービス設計において、その経験を活かせるのではないかと期待しています。
ペンシルの一員として貢献できるよう全力で取り組んでいきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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