2021.10.26
日本においても「SDGs」が声高に叫ばれるなか、SDGsと日本の未来について、あらゆる角度から考察するペンシルの研究開発部門「ヒューマナライズマーケティング研究室」。SDGsの実現に向けて、常に先を見据え、様々な変化を予測していくために、「2030年、日本はユートピアかディストピアか」というテーマで、全4部シリーズのホワイトペーパーを発信します。
今回はその第一弾、「はじまり」です。
2021年10月。SDGsがはじまって6年が経過しました。世界的にも促進され、日本企業も積極的にこの取組みに参加していますが、SDGsは一体なにを実現しようとしているのでしょうか?
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものです。これらを実現すること。つまり、日本はいま、社会のあり方を変えようとしているのです。
ペンシルは、持続可能で発展的な都市形成に貢献するため、クリエイティブクラスや高度デザイン人材など創造性豊かな人材が、その能力を存分に発揮し、新たな文化を創出できる、多様な文化や価値観を受け入れる寛容性の高い企業を目指しています。(詳細はこちら:ペンシル SDGsへの取組み)
しかし、それを実現するためには、常に先を見据え、様々な変化を予測していかなければなりません。ヒューマナライズマーケティング研究室では、その一環として、SDGsと日本の未来についてあらゆる角度から考察する活動をしています。
SDGsと日本の未来について皆さんとも一緒に考え、知って欲しい。ペンシルでは、そんな願いを込めて、「2030年、日本はユートピアかディストピアか」というタイトルで、全4部シリーズのホワイトペーパーを発信していきます。
今回はその第一弾、「はじまり」です。
SDGsを通して日本は社会を変えていこうとしているとご紹介しましたが、では、社会が変わるとは、「なに」が変わるのでしょうか。我々は大きく以下の5つの要素が変わり、干渉し合うことだと考えています。
その反面、絶対に変わることができないものもあります。それが人間のコアとなる部分、「人の本質」です。この「人の本質」には、心理や動物としての本能なども含みます。そして、良い変化・悪い変化に関わらず、あらゆる変化は人の本質を経由します。それによって円滑に変化が進む場合もあれば、人の本質が変化の壁となる場合もあります。変化を起こすのであれば、このことを理解しておかねばなりません。
今回のホワイトペーパーシリーズでは、これらの観点から日本の未来とSDGsを考察していきます。果たして日本は本当に変わることができるのでしょうか?
次回からは遂に本題…、社会が変わっていく様子を考察していきます。
昨今の技術の目まぐるしい発展により、人のあり方、取り巻く環境、仕組み、理想などが常に変化し社会がアップデートされていっています。人々は様々な「未知」と遭遇し、それに伴い世界が変革していきます。変革はいまの「当たり前」を破壊します。
変革のなかで人々はなにを見、なにを活用し、なにを思うのか、そして、変革に人の本質はどう反応するのか。
乞うご期待…!
「ヒューマナライズ」とは、「ヒューマン」+「アナライズ」からなる造語で、分析手法やデータのみに偏ることなく、データの裏側にあるユーザー心理を意識し、分析する「研究開発型企業」ペンシルの研究開発機関です。
一般的な心理学・行動経済学を活用した研究にとどまらず、妖怪研究などあらゆるアプローチで研究を行っています。未来の可能性創造のために、妄想・空想をいかに現実化させられるかを日々追い求める集団です。
株式会社ペンシルは、企業のウェブ戦略を成功に導く研究開発型のウェブコンサルティング専門会社です。独自の視点から実験や研究を重ね、研究結果によるノウハウをもとにクライアント企業のウェブサイトを分析し、ウェブからの売上や成約をアップさせるためのコンサルティングを実施しています。ウェブサイトの目的と目標を明確にするコンセプトワークから、アクセス分析、マーケティング、競合調査、企画提案、ウェブサイト制作など、ウェブサイトの入口から出口までを総合的に支援しています。ペンシルは「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」を企業理念に掲げ、常に新しいインターネットの可能性に向けて挑戦を続けています。
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