ペンシルの研究開発

23卒・24卒就活生の声から紐解く「就活のリアル」、ペンシルが九州大学就活生の就職活動の実態調査の結果を発表

2023.02.01

23卒・24卒就活生の声から紐解く「就活のリアル」、ペンシルが九州大学就活生の就職活動の実態調査の結果を発表

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開する株式会社ペンシル(所在地:福岡市中央区、代表取締役社長CEO:倉橋美佳、以下:ペンシル)は、九州大学就活生の就職活動に対する意識や行動についてアンケート調査を実施し、 その結果を発表しました。

背景・目的

優秀な学生の囲い込みのために、年々早期化している「就職活動」。就職での有利さを考慮してゼミの選定を行う、早くから企業研究や自己分析・インターンシップなど学外でのビジネススキル習得に励む学生も少なくありません。

意識だけの問題ではなく、都市部・地方といった居住地によっても、就職活動のスタート時期やインターンシップの経験量には差がでる現状です。結果的に、就職活動をうまく進めて内定を早期に複数社から獲得する学生と、そうでない学生との間に「就活格差」が生まれてしまっています。

こうした現状をふまえてペンシルは、地元九州大学の学生の「就活のリアル」を知るべく、就活生がいつ・どのように就活を始めるのか?就活で重視しているものは何か?など就職活動に対する学生の本音・実態を調査しました。

調査結果の抜粋

調査概要

調査目的
九州大学生の就活において、いつ・どうやって就活を始めるのかを調査する。
また、就活で重視しているのは何かを把握する。
調査対象
九州大学の就活生72人
文系35名 理系37名
調査期間
2022年9月10日〜9月27日
調査方法
インターネットによるアンケート調査

レポート内容

1)アンケート回答者の属性について

1-1)学部・文理系
1-2)所属集団・リーダ経験・性格一言

2)就職活動について

2-1)就活時期
2-2)企業の希望度
2-3)希望業界・利用している就活メディア
2-4)就活で苦労していること

3)就活生が考える企業について

3-1)働きたい企業の特徴・就活軸
3-2)周りから反対される企業の特徴

4) これまで参加したインターンについて

4-1)インターンに参加したインターン
4-2)インターン開催した企業の就職希望度
4-3)就職希望度の選択理由
4-4)リーダー経験と就活の関連性

5)今後参加したいインターンについて

5-1)インターン参加方法
5-2)インターンで知りたいもの・期待するもの
5-3)参加したいコンテンツ

調査結果の抜粋

1)アンケート回答者の属性について

1-2)所属集団/リーダー経験/性格一言

1-2)所属集団/リーダー経験/性格一言

  • 高校時代に部活のような固定の所属集団があった人は60名で、現在所属集団がある人は52名となり、大学時代になり所属集団が減っていることがわかる。
  • そのうちリーダー経験がある人は78%で、主に部活動部長、生徒会委員、学年代表やバイトリーダーなどである。
  • 性格一言は最も多くの回答を集めてあり、性格は所属集団とリーダー経験の有無に関係がない。

2)就職活動について

2-1)就活時期

2-1)就活時期

  • 就活を始めた時期は大学の場合3年の5月、その次に6月の割合が高く、大学院は5月の割合が高い。
  • 就活の現段階として、内定なしで就活を継続している学生率が高い。
  • 就職先を決める期間としては、大学生は大学4年の6月、大学院生の場合は修士2年の6月の希望率が高い。

3)就活生が考える企業について

3-2)周りから反対される企業の特徴

3-2)周りから反対される企業の特徴

  • 最も周りから反対される会社の特徴は「残業が多い会社」である。
  • その他(記入式)の意見では、「TikTokを撮る会社」「数年に一度転勤がある会社」「やりがいを会社の良さであげる会社」がある。

4)これまで参加したインターンについて

4-1)参加したインターン

4-1)参加したインターン

  • 参加したインターンシップが「3個以下」は44%で、「7個以上」の参加は3.5割を示す。
  • 各企業のインターンで行ったのは「業務体験」の内容が多い。
  • 最も魅力を感じたこと(記入式)としては「長期間インターン」と「補助金をもらえた」という回答がある。

5)今後参加したいインターンについて

5-3)参加したいコンテンツ

5-3)参加したいコンテンツ

  • 夏も秋・冬のインターンも、1番参加したいコンテンツは「実務体験」。
  • 「新規企画立案などグループワーク+社員フィードバック」は夏インターンは21%で、秋・冬インターンは11%に下がった。
  • 「社員との個別面談・座談会」は夏インターンに11%だったが、秋・冬インターンは28%となった。

調査結果まとめ

  • 就活の開始時期は大学生の場合は3年の5月、続いて6月の割合が高く、大学院生は5月の割合が高い。就活の早期化に合わせ、夏のインターンシップが始まる前に、動き出す学生が多いと考えられる。

  • 企業選びには周りの意見も反映され、「残業が多い会社」は反対されるとの回答が最も多かった。その他、「TikTokを撮る会社」「数年に一度転勤がある会社」「やりがいを会社の良さであげる会社」などが自由回答の記述としてあげられた。

  • インターンシップへの参加は「3個以下」と答えた学生が最も多い一方、3割の学生は「7個以上」のインターンシップに参加している。

  • インターンの内容は「業務体験」が最も多く、「社員について知る」コンテンツを魅力に感じる学生が多かった。インターンシップへの参加は、企業選びにポジティブに働く傾向が見られた。

  • 参加したいインターンシップのコンテンツには、夏と秋・冬で違いが見られ、就職活動のフェーズによって学生が求める情報は異なることがわかる。

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調査概要

調査目的
九州大学生の就活において、いつ・どうやって就活を始めるのかを調査する。
また、就活で重視しているのは何かを把握する。
調査対象
九州大学の就活生72人
文系35名理系37名
調査期間
2022年9月10日〜9月27日
調査方法
インターネットによるアンケート調査

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