スマートチーター１４.０にメジャーアップグレードで新登場、数多くの新機能を搭載し提供開始

スマートチーター１４.０

スマートチーターは、開発開始から約８年の歳月をかけ、ペンシルのＷＥＢコンサルティングの技術とノウハウを結集し開発してきたサイト分析ツールです。最新の技術、数多くの機能を搭載した「スマートチーター１４.０」を提供開始いたしました。

主な新機能について

１．リアルタイム・ユーザーモニター

「リアルタイム・ユーザーモニター」は、過去に開発してきた様々な機能に新技術を追加し、ＷＥＢページを閲覧しているユーザーの動きや情報を、視覚的に、リアルタイムで表示する機能です。アマゾンウェブサービス(AWS)のサービスの1つである、「Amazon Kinesis」という大規模なデータをリアルタイムで処理するサービスを利用し、高速にリアルタイムでこれらの解析を行います。

主な解析内容

第一弾　２０１４年７月提供開始

• ユーザーのページ内のマウスカーソルの動き
• ユーザーのページ遷移時のマウスカーソルの動き
• ページを閲覧しているユーザー数
• ページを閲覧しているユーザー情報の一覧
• ユーザーの表示領域

第二弾　２０１４年９月提供開始

• 複数ユーザーのマウスカーソルの動き（同時再生）
• エントリー者・非エントリー者の比較
• １ユーザーのエントリー時と、非エントリー時の比較
• キャプチャがないページでの、マウスカーソルの動き

一覧から特定のユーザーを選ぶと、そのユーザーのマウスカーソルの動きが最新のキャプチャ画像上に再現されます。ページの中でユーザーの視点（マウスカーソル）がどのように動くのか、また、ページからページへ移動する回遊の様子や、申し込みフォームでの動き、そして、申し込み完了に至るまでを視覚的に表現します。第一弾では１人ずつのユーザーの動きの再生機能を提供し、第二弾では、複数のユーザーの動きの同時再現が可能になりました。この機能はオプション機能として、通常価格＋オプション価格でのご提供となります。この機能には、「ハイブリッド解析（★）」を使用しています。

２．モチベーションマッピング

ユーザーがページのどこをよく読み、クリックをしたか、また、どこを読み飛ばしているのかを同時に見ることができる機能です。これまで、ページ詳細分析として「クリックマップ」「ページ毎詳細分析」の２つの機能をご提供して参りました。それらを同時に使うことで「更にわかりやすい！」「問題点が見えやすくなる」とのコンサルタントの意見を反映し、今回新しく開発いたしました。ＬＰを始め、縦に長いＷＥＢページなどのコンテンツ改善を支援いたします。この機能には、「ハイブリッド解析（★）」を使用しています。

３．グローバル分析

「グローバル分析」は、サイトへの来訪のうち、日本をはじめ、どの国からどのくらいのアクセスがあるか、また、どのくらいコンバージョンまで到達しているかを分析する機能です。サイトへのアクセス量を、円の色と大きさを用いて５段階で表現し、どの国からの来訪かを、世界地図上にマッピングして表示します。少ない場合は青色、それからアクセス量に合わせて緑・黄色・オレンジと色を変え、最大では赤色で円を表示します。また、世界地図の下部には、表でも具体的な国名や数値などの情報を表示します。どのような国から商品やサービスへの関心が寄せられているかを知ることで、新たなグローバル展開のマーケティングの一環として活用いただけます。

グローバル分析　４つのメニュー

1. 国別・アクセス数
2. 国別・エントリー数
3. 国別・訪問数
4. 国別・フォーム数

この機能は、サイバーエリアリサーチ株式会社提供のＡＰＩ「どこどこJP」から地域情報を取得し、ＩＰアドレスの国名を判定しています。

４．マルチスクリーン分析

ユーザーが、デバイスをどのように使い分けてサイトを閲覧しているのかを分析するための機能です。ＰＣのみを使っているユーザーが多いのか、ＰＣとスマートフォン両方を併用するユーザーが多いのか、などの情報を知ることができます。この情報をふまえ、サイト間の連携や機能の利便性改善の方向性を決めることに役立てます。

第一弾として、デバイスの組み合わせ毎に、割合を見る機能の提供を開始いたします。

マルチスクリーン分析

1. アクセス比較
2. エントリー比較

「マルチスクリーン」とは
１人のユーザーが、パソコン、スマートフォン、タブレット、テレビなど様々なサイズのスクリーンや複数のデバイスを通じてインターネットに触れる環境についての考え方です。
（参考）-マルチスクリーン対応　Google：http://www.google.co.jp/think/multiscreen/

同じサイトを見ていても、パソコンを使うシーンとスマートフォンを使うシーンでは、使い方や、環境、求めるものが異なります。ユーザーがどのデバイスからいつ、どのようにサイトに接触しているかを知り、最適なウェブサイトの構築や、よりよいコミュニケーションを設計していくための分析です。この機能には、「ハイブリッド解析（★）」を使用しています。

５．スマートデバイス対応 ページ毎詳細分析

スマートチーター１３.０のクリックマップ対応に引き続き、「ページ毎詳細分析」もスマートデバイスに対応いたしました。ユーザーがどこまでを読んでいるのか、どこよく読み・どこを読み飛ばしているのかを視覚的に分析できる機能です。

「ハイブリッド解析」について

スマートチーターは、正確に長期的な解析を実現するため、アクセスログを使ったログ型解析をベースとし、このアクセスログにCookieを記録させる「Cookieログ」を推奨しています。さらに、「クリック」「スクロール」などの情報を取得するため「タグログ」を開発いたしました。「タグログ」とは、計測したいＷＥＢページに専用のタグを設置することで、アクセスログに情報を渡すしくみです。このしくみによって、スマートチーターはログ型とタグ型の両方のメリットを併せ持つ「ハイブリッド解析」が可能となり、より詳細なサイト分析が可能なツールとして進化を続けて参りました。スマートチーター１４.０の新機能・リアルタイム・ユーザーモニター（複数のユーザーの動き同時再現）、モチベーションマッピング、マルチスクリーン分析にも、「ハイブリッド解析」を使用しています。